企画管理室
Yoshihiko Takata

海外出張へのサポート体制も厚く、アメリカからアジアまで

グローバルに働くことができるのが片山の魅力です

Q、仕事内容について教えてください


A、入社してすぐは改善トレーニングという新入社員を教育している部署に半年ぐらい配属されていま
した。そのあと、生産技術に配属になり、「サッシュ」など鉄物のロールフォーミングに携わっていま
した。
その後計画課(現企画管理室)に異動になり、アメリカに2年弱行きました。
日本に戻ってからは計画課に配属。生産技術に1年半戻った時期がありましたが、再度計画課に戻り現在
は計画課の部署名が変わった「企画管理室」に配属されています。
「企画管理室」の仕事は新規物件の全体のスケジュール作成と管理、受注した製品の製品コンセプトを
作成しています。また工場内のレイアウトと日程管理が主な業務になります。


Q、やりがいを感じるところは


A、
スケジュール作成などから製品の流し方や自動化をスムーズにすることまで、全てにおいて自分が
設定した見積もりより高いコンセプトで達成できたときにやりがいを感じます。


Q、今までで一番印象深い仕事はなにでしょうか?


A、
メキシコに設備を送る仕事で、出荷数か月前に西日本豪雨で水没してしまったのでリカバリのスケ
ジュールやお客様に話をするなどをしました。
日本からメキシコ、国内のメーカーさんと話をして少し遅れはありましたが、お客さんと合意した日程
で出荷することができました。
その時の自然災害での対応が印象に残っています。


Q、どのような魅力を感じて片山を選んだのですか


A、
岡山県の井原市にある企業の中で当時の片山工業はは東南アジアと北米に進出してグローバルに展
開しているところと、常に新規顧客の獲得に動いているところにもに魅力を感じました。
学生時代からグローバルな企業に入って仕事で海外に出張で行ってみたい気持ちはありました。英語は
話せないので、まさか赴任するとは思っていませんでした。


Q、入社前と入社後のイメージの違い


A、
見た目で言うと、いかつい見た目の人が多いと感じました。大きな部品を扱うこともあるので力仕
事もありますし、土地柄もあると思います。
入社すぐの頃はあまり感じませんでしたが、数年経ってから、上司と部下との間で会話がしやすい会社

だと思いました。社員は仲がいいと思います。


Q、他にはない片山工業の魅力


A、
海外拠点も含めて、同時立ち上げなどをメーカーさんから要求されることがあります。アメリカと

日本やアメリカと東南アジアなど、同じ製品を2拠点や3拠点で生産体制をとる対応ができるところは

他にはない魅力だと思います。


Q、片山工業で働きたいと思った決め手


A、
県外の大学だったので岡山に帰って、岡山の企業で働きたかった部分が大きくあります。その中でも
岡山の井原市からグローバルに展開しているところです。


Q,「片山だから実現できると思うこと」について教えてください


A、
アメリカには計画課として赴任し、生産技術として出張にも行きました。違う立場で海外に行け
たのは片山ならではだと思います。
片山工業は部署異動が多い会社ではありませんが、数人は異動が多い人がいてその中の一人なんです。

Q、片山工業の社風や職場の雰囲気


A、
職場の雰囲気はとても明るくてフレンドリーです。話しやすいと思います。企画管理室に関しては
年齢が若いので、私より上が役職者含めて2人しかいません。あとは、30歳になったばかりの人、
20代前半も3人くらいいます。
話がしやすい環境なので、質問もしやすいと思います。

プライベートでも付き合うくらい仲がいい同僚もいます。


Q、片山工業の未来について


A、
自動車業界は今変革期の中なので、片山工業の部品がこの先どうなっていくかが不安な状況では

ありますが、社員一丸となって乗り越えていける企業だと思っています。


Q、高田さんの今のミッション(課題やチャレンジ)について教えてください。


A、
課内統制と課内のリソースを使い目標を達成させるところです。あとは、今、IATFを強化していこう

と役員含めて進めているので、それに沿ったAPQP(先行製品品質計画)活動という日程管理活動をして
いくのがミッションです。これは課内のミッションでもありますし、私個人のミッションでもあります。
企画管理室はIATFのAPQPを率先してやらないといけない部署なので部署全体で活動しています。


Q、そのミッションのために取り組んでいること


A、
会社としてIATF教育をしています。今まで使っていたAPQPのフォーマットを見直して、項目を増や
したりして、IATFに沿った形にしていっているところです。


Q、課題解決のとき


A、
企画管理室は機械や製品を作ることはせず、予定を立てることが仕事なので、自分のところだけ

では仕事が進みません。
企画管理室が立てた予定を実行してもらわないといけないので、できるだけコミュニケーションをとっ
て特に問題が起きたときには早く伝達できるように心掛けています。
片山工業は他社から来た人からは会議が多い会社だとも言われますが、会議でしっかりコミュニケー
ションをとることが多く、海外など離れたところの方とは電話やテレビ会議をしています。
なるべく顔と顔を見ながらコミュニケーションをとるようにしています。


Q、3つの理念にある「プロ意識」について、具体的なエピソードはありますか


A、
先ほど言った水害があったときの対応が、一番みんなで協力してプロ意識を見せたときでした。
自然災害ではありますが、大きなトラブルがあった中でお客様との約束のために最大のリカバリーを会
社一丸となってやれたと思います。
ものづくりのプロフェッショナルとしては、約束した日程より早く終わらせてくれたり、お願いした以上

に良い物を作ってもらえたりしたときに片山工業としてのプロ意識を感じます。
企画管理室はコンセプト(=目標)を作りますが、1時間にいくつ生産をして、不良率が目標以下と

依頼以上の出来高を作ってもらったときにプロフェッショナルを感じます。

私の仕事としては日程管理が主な業務なので、できない日程は立てないことが一番です。お客さんに言わ
れたからと言って無茶な日程を立てるのではなく、社内としても合意して、お客様にも満足してもらえる

日程をプロとして作れるように心掛けています。

Q、片山工業で働く魅力


A、
どの部署にいっても仕事がしやすい環境だと思います。自分が所属していない部署も外から見ていて

コミュニケーションがとりやすいと思います。
自分が経験した部署では仕事がとてもしやすかったです。
家族でアメリカに赴任をするときにも、私だけ先に行っていたのですが、私がいない間も会社が家族の
ことをサポートしてくれていました。


Q、これから目標としていること


A、
今まで片山工業を大きくしてくれた皆さんがいるので、その人たちに笑われないように自分たちがい
なくなっても大丈夫だと思ってもらえるようにしていきたいと思うのが目標です。


Q、これから片山工業に入社してこようと思っている方にメッセージ


A、片山工業は自分が目的意識を持って入社すれば自分の望んだ部署に配属されやすい会社だと思います。
大企業だと自分が望んだ部署に配属されないこともあると思いますが、片山工業は意思をもって伝えれ
ば望みをかなえてくれる会社だと思います。
やりたいことが明確な方にはいいと思います。